［NOT≠EQUAL］三峰結華コミュ感想 ※ネタバレ

※765デレSideMシャニはそこそこ、その他は完全ににわかの知識です。ネタバレ注意。

 

三峰のコミュ、限定なのがもったいない、運営考え直せと言いたくなるぐらいにこれからの三峰のために特に三峰Pには見るの必至なコミュだった気がしてます。

 衝撃だったのは、はっきりと言及はないにしろ確信できるレベルで三峰からPへの恋愛感情が描写されていたこと、またそれを諦め(失恋する)、三峰が完全にこれからはPとアイドルとして接していくいう決意が見られたこと。

 アイマスシリーズって例えば美希みたいに対する好意を見せてくる子はちらはらいるんですけど、なんというかそれは恋なの？ 刷り込みとかPとしての信頼の延長じゃないの？ と思えるぐらいにたまに仄めかすような描写もあったりして、特にソシャゲだとキャラが多い分、平等に、信頼か恋愛かはプレイヤーの判断に委ねるような言い回しが多めな印象でした。

 けれど今回の三峰は違ってた。まず最初のコミュ。

 「これが間違いなんだとしたら」。

 いつもと違って外した眼鏡、下ろした髪、服装。Pに「いつもと違って見えるな」と言われ、じゃあ貴方の目の前にいる私はどんな風に見えてるんだろう、と恐怖すら覚える三峰。

 いつも周りを見渡してみる気を配り自分の立ち位置を考えられる三峰がアイドルとしてとしか触れ合わないPにいつもと違うと言われて、アイドルじゃないわたしはどう見えるのだろう、と意識し始めるのはまず間違いなく恋なんですよね……。

 「動転Pとの距離を求めよ」。

 その出来事がきっかけで調子を崩した三峰にPが気づかないはすがなくとうとう声をかけられて、自分で解決しなきゃいけないと相談しない(できない)三峰はとうとう『結華って呼ばないでほしい』(ここでみんなといる時とかは無理しなくていいからと一言入れるのが三峰らしい)と三峰にとっては、ですがわがままを切り出す。以前は下の名前で呼んでって話してたのに、こんな露骨な変化、どう考えても恋愛……感情……。

 「雨の中(二度目の)正解をくれた」。

 調子を崩したままPとの距離感をうまくはかれず迷う三峰、雨の日ひとりきりのところを探してきてくれたプロデューサー、三峰の問い。

 このどうして来てくれたの、という問いに対して選択肢が発生しないところが、個人的にはかつてないほど残酷に感じました。これはあくまでアイドルをプロデュースする趣旨で、恋愛ものではないんだよって言われてるみたいで。

 三峰の恋心にちーーーーーーーーっとも気づいてないPたんは、プロデューサーとしてやってるだけ、普通すぎるぐらいだ、と断言して、”ただの”三峰ではなく”アイドルの”三峰に”ただの”人間としてではなく”プロデューサー”として回答をする、ことで、Pとしては正しすぎる回答をすることで、結果として“ただの”三峰の方を見ることをしなかった。

 間違いなく失恋の瞬間で、あんまりPとアイドルの恋愛が考えられないわたしでも胸が痛くなったしいま打ちながらもキリキリしてるんですよね……。なんかこんな、アイマスで露骨な失恋描写あるのが新鮮で衝撃で、しかもそれがシャニマスのSSR引かないといけないコミュだったことが。

 「答え:アイドル三峰結華」

 以前のコミュでは彼女さんと店員に声をかけられてPとアイドルと説明するのもアレだからと否定しなかった三峰が、状況は違えど、ファンの女の子からの質問といえど、彼氏じゃないプロデューサーだよって断言するのがもうね……。

 曇りと雨を経て、完全に晴れ切った青空で、三峰が揺らいだあの場所で言うのか皮肉、にあたるのかな……より対比が映えるように作られていて切ない。

 ただの少女として失恋し、アイドルとしてはより輝いて強くなるんだろうな、三峰。あの時のプロデューサーだからだという回答は、本当に三峰との未来において枝分かれする重要な部分で、ささやかなことの積み重ねで少しずつ変化を描写することが多いシャニマスにおいてとにかく異質でした。三峰というキャラクターだからこそ、できることなのかも知れない。

 担当になってしまいそうでまだTRUEは見れてないので見れたらまた追記するかもです。三峰……かわいいぞ……。