ホットリミット感想 ※ネタバレ
※天城BLの話を含みます
燐音が否定されたり間違うことを恐れるのって天城の故郷ではそれが「経験値」にならず「意味のないこと」とされているからなのかな〜とこれ読んで思った。
燐音、自己肯定感死んでるのがいつも不思議で。生まれてからの君主で将来が約束されていて、横暴になったっておかしくない環境にいたように思えるんですけど君主としての教育がよっぽど厳しかったのか、それとも故郷にたいして嫌悪感しかないのに何もできなかった無力感からきているのか。
間違いなく弟に「君主の兄さん」と呼ばれ続けたことは関係ありそう。君主じゃない、ただの自分に自信が持ててないもんな〜。
あとここ〜!「間違い」と「まちがい」で急に一彩の間違いがひらがな表記になるんですけど漢字が故郷で教わった「間違い(意味のない行為の意味)」、このひらがなの部分は一彩なりに考えている「まちがい」てこと?
これは自分なりに考えて故郷の中だけの価値観に囚われずに考えていけそうな兆候だったのかも知れないと思うと兄がこの後いなくなったの遺憾の意なのだが……。もしかしたらあのまま燐音が故郷にいて一彩にずっと声をかけていたら一彩も何か変わっていたのかも知れないなあ。
ずっと一彩の問いを夢に見る燐音かわいいな。弟への未練ありまくりって感じだ。
口調もそっちのが安心するからたまには見せてくれ……。
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